ジョージアと近い所で、ロシアとウクライナが
戦争を行っているので
『 ジョージアは大丈夫なのか? 』 と
( ちなみに、弊社はジョージアでも
不動産屋、法人登記、銀行口座の開設サポート
などをさせて頂いております。 )
弊社のクライアント様から質問を頂きますが
結論 『 特に問題ない 』 と言うのが
今のジョージアの状況です。
これは、例えるなら
『 韓国 ・ 北朝鮮 ・ 日本 』 の関係に
似ていると思います。
北朝鮮と韓国は戦争状態ではありませんが
冷戦に近いような状態で、たまに小競り合いも
ありつつ、また北朝鮮は日本には当たりは
しないですが、ミサイルを打ってくるわけです。
日本から北朝鮮、韓国は距離が近いですが
どうでしょうか?
北朝鮮の行動に対して
日本国民は、日本も 『 戦争ヤバイ 』 と
避難をしているでしょうか?
ジョージアは、まさにそんな日本と
同じような状況です。
ジョージアと近い所で戦争が行われていますが
その戦争の当事者ではないので
それほと危機感は持っていないと言うことです。
ジョージアは戦争の当事者ではないので
この戦争は『 チャンス 』と見て
動き出しました。
それが、以前より目標としていた
『 EU加盟 』 です。
6月15日、ジョージアののイラクリ首相は
ブリュッセルでシャルル欧州理事会議長、
オリバー欧州委員と会談をしました。
イラクリ首相は、シャルル議長との会談後
『 欧州理事会がジョージアにEU加盟候補国
の地位を与えるという歴史的な決定を下すことを
期待している 』 と述べ、オリバー委員は『 ジョージアがEUの道を進むことができるよう
参照:EU Neighbours Eastより
理事会が定めたEUの優先事項の実施を加速させることを奨励する 』
と、そして 『 ジョージアの未来はEUにある 』 とも
述べました。
ロシアとウクライナの戦争で
ジョージアが心配???
むしろ、それは逆で
戦争が起こってしまったことで
ジョージアにはEU加盟への
とんでもないチャンスが舞い込み
もしEUへ加盟ができれば
ジョージア経済にとって、大きな転機と
なることでしょう!!
以前は、ジョージアでファンドを作る際には
ライセンスが不要だったのですが
現在、ジョージアではファンドを設立したい場合
『 中央銀行からのライセンス 』 が必要となります。
ファンドのライセンスは大きく分けて、2つです。
募集できる投資家が20人未満の 『 私募ファンド 』。
募集できる投資家が20人以上の 『 公募ファンド 』。
この2つのライセンスがありますが
難しいのは 『 公募ファンド 』 です。
実際に 『 公募ファンド 』 のライセンスの
取得要件がどうなっているのか?
と言うと・・・
ジョージアでファンドを作る場合
まずは、ファンドの箱となるジョージア法人を
設立する必要があります。
これが、一般的なSPCとなってくるのですが
投資家のお金を分別管理をするためには
親会社のジョージア法人を作り
その下にファンド登録する100%子会社の
ジョージア法人を作るのがベストです。
そこから、その会社 (子会社) を
ファンドを管理する
『 Asset Management Company 』 に登録します。
『 Asset Management Company 』 にはいくつかの要件があります。
・Asset Management Company は、リスク管理部門を
投資ファンドのポートフォリオ管理部門と別管理で行うこと。
・Asset Management Company は、独立した外部鑑定人
または内部鑑定ユニットを持つ必要がある。
・Asset Management Company は、年次の監査済み財務報告書を作成し
中央銀行に提出する義務がある。
・Asset Management Company は、国際財務報告基準に従って
作成された四半期報告書を、四半期終了後30日までに作成し
中央銀行に提出する義務がある。
・ 資本の最低額は 300,000 GEL。
また、ラインセスの申請を行う際には
以下の書類の提出が必要です。
・ Asset Management Companyの決裁書
・ ファンドになる会社の設立文書
・ 投資ファンドのリスクプロファイルについて
明確かつ理解しやすい説明が記載された目論見書
・ 主要な投資家の情報
・ 専門の預託機関と結んだ契約に関する情報
上記がどれくらい難しいのか?
と言うと、世界のファンドライセンスの中では
比較的、簡単な方です。
基本的には、どの国もファンドの設立は
ハードルが高く、簡単ではありません。
ジョージアのファンドライセンスも
けして簡単な物ではありませんが
世界と比較すると、簡単な方になるのです。
それくらいファンドのライセンスは
大変だと言うことですが
ファンド設立もサポートしていますので
もし興味のある方がいましたら、お気軽に
お問い合わせを頂ければと思います。
ジョージアだけではないですが
長くコロナで世界中の観光地が
苦しんできましたが
ようやく、夜明けが来たのではないでしょうか!?
ジョージアの観光局は1~3月の国内の観光客数を発表しました。
政府によると、2023年第1四半期にジョージアを訪れた海外旅行者は
1,208,462 人で、これはパンデミック前と比べる 74.7 % 回復しました。
2022年 1月から 3月までの期間と比較すると、
増加率は + 109.6% となっています。
Georgia Todayより
コロナ前と比べると
74% なので、コロナ前の観光客が
100% 戻ってきたと言う状況ではないですが
それでも、前年度と比べると
増加率は100%超え!!
ジョージアの観光が本格的に
回復してきた! と言ってもいい数字だと思います。
コロナで大きく計画を変更せざる得なく
なりましたが
もともとジョージア政府は
『 年間の外国人旅行客を2025年までに
1500万人にする 』 と言うことで
( コロナ前は年間で900万人でした )
計画を作っていました。
その計画の中には
当時、ほとんどなかった
アジア便の直行便を増やすことで
アジアからの旅行者を呼び込もうとして
いたわけですが
この辺りも、もう1度
計画を作り直しと言うことで
ジョージア政府は
2025年までに外国人観光客数を
年間で1100万人すると言う計画を
発表しました。
これが可能なのか?と言う話を
置いておき
このような計画を打ち出せるようになったことが
『 コロナが終わった 』 ことを意味していると
思います。
弊社でご紹介していたジョージアのホテル投資も
今年から来年にかけ、一気に稼働してくるため
ジョージアは今年、かなり面白くなってくるのでは?
と思っています。
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